DBMS of the Year 2017 おめでとう!(EDBチーフマーケティングオフィサー、Keith Alsheimer)

Chief Marketing Officer
PostgreSQLは長年に渡り使われてきたデータベースであり、その使いやすさ、包括的かつ直感的なドキュメンテーション、信頼性などが開発者やデータベース管理者に愛され続けてきました。 エンタープライズDBの者なら誰でも、PostgreSQL(Postgresとも呼ばれます)への関心は近年急速に拡大していると感じていますが、それは身びいきかもしれません。今回、客観的な第3者であるDB-Enginesが、2017年がPostgresへの関心の高まりを示す当たり年であったと発表しました。 そして、Postgresを「DBMS of the Year 2017」と認定しました。
DB-Enginesは、データベースの人気を評価することで知られているウェブサイトであり、さまざまなデータベースについて、誰がどのデータベースに関心を持っているかを定量的に計測しています。多くのオープンソースデータベースが売上で比較できないため、他のデータベース管理システムと比較してPostgresがどの程度使われ、人気があるかを推測する上で、DB-Enginesの指標は役に立ちます。
オーストリアのITコンサルタント会社であるsolid IT gmbhが運営するDB-Enginesは、最近のブログ記事で、Postgresは、監視対象となる他の341データベースシステムのどれよりも、昨年人気が高まったと述べています。 DB-Engines ランキングは、PostgreSQLが2017年に55.81ポイント(17%)増加し、世界で4番目に人気のあるデータベースになったことを示しています。このランキングは、ウェブサイトやソーシャルネットワーク、Web検索、技術的なディスカッション、求人情報、プロフェッショナルプロファイルなどにおけるデータベースソリューションで引き合いに出された数量等に基づいています。
これは、Postgres開発コミュニティの苦労を考えれば祝福すべきことです。 Postgres 10は画期的なリリースでした。開発者とDBAは、ワークロードやインフラを、より柔軟に設定できるようになりました。さらに、新しいパラレルクエリおよびレプリケーション機能、その他多くのセキュリティおよびパフォーマンスの向上など、強力な新しいデータベース機能が追加されました。
EDBにとって、Postgresの人気が高まることは喜ばしいことです。 EDBは毎年何千時間ものエンジニアリング作業をコミュニティに提供することで、データベースは新しいワークロードをサポートでき、より多くのユーザーに利益をもたらすことができます。 EDBはまた、PostgresのプレミアイベントPostgres Visionを主催して、企業と政府がPostgresの経験を共有し、新しいワークロードやクラウド環境向けにPostgresを最適化するためのベストプラクティスを学ぶことを支援しています。
Gartner Magic Quadrantが認める唯一のPostgresフルサービス企業として、EDBはオープンソースのPostgresと拡張されたEDB Postgres Advanced Serverの両方を含む最も包括的なPostgres製品とサービスをお客様に提供します。 EDBのトレーニングプログラムは、データ専門家に無料のトレーニングなどによりスキルを向上させる機会を与え、認定資格を取得し、専門知識の認証を提供するデジタルバッジを提供します。 EDBはまた、ユーザーがEDBのブログやDBAとデータベースアーキテクトが相互にやりとりできるユーザーフォーラムPostgres Rocksなどを通じて、スキルを磨くためのリソースを継続的に公開しています。
DB-Enginesからの今回の認定は、Postgresを知っている人にとっては驚きではありません。また業界をカバーするアナリストにとっても驚きではないでしょう。しかし、Postgresが、従来の商用DBMSの性能と信頼性よりはるかに優れた柔軟性と劇的な低コストを提供するため、急速に成長していることは確かです。然るべき栄誉かもしれませんが、改めてPostgresにお祝いを申し上げます。おめでとう!
Keith Alsheimerは、EnterpriseDBのチーフマーケティングオフィサーです。
[出典:米国EDB公式ホームページ]
▼ 出典URL
https://www.enterprisedb.com/blog/plenty-celebrate-postgres-%E2%80%98dbms-year%E2%80%99