はじめに

EDB では製品の機能、更新情報、ロードマップ等を中心に、お客様にウェビナーを通じて情報を提供してまいりました。2020年10月の 2ndQuadrant 社の合併に伴い、EDB では PostgreSQL をはじめ、より多くの新たなオープンソース製品の提供とサポートを行ってきております。このようなことから、EDB では PostgreSQL を中心とする、内部実装やアーキテクチャといった技術情報も合わせてご提供するウェビナーを開催する運びとなりました。これによりユーザーの皆様が PostgreSQL 関連製品をより良くご活用いただけるものと確信しております。本企画においては、PostgreSQL のコアメンバーでもある Bruce Momjian の全面的な賛同と協力を得ております。氏のもつ豊富な技術情報も共有させていただきますので、PostgreSQL ユーザーの皆様にご活用いただければ幸いです。

2022年4月13日(水)第7回セッションの見逃し配信

PostgreSQLのロックマネージャをアンロックする〜後編〜
(講師:EDBシニアプリンシパル サポートエンジニア 鈴木幸市)
〜あなたのPostgreSQLの旅が楽しくなる連続講演〜

PostgreSQLのロックマネージャについての講演の後編です。

Postgres のロックの追跡と応用についてお話いたします。

PostgreSQL のロックを種々の例で追跡し、デッドロック検出、その他の応用も説明します。


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これまでのセッション録画一覧

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2022年3月30日(水)第6回セッション録画
PostgreSQLのロックマネージャをアンロックする〜前編〜(鈴木幸市)
PostgreSQLのロックマネージャをアンロックする〜前編〜
(講師:EDBシニアプリンシパル サポートエンジニア 鈴木幸市)
〜あなたのPostgreSQLの旅が楽しくなる連続講演〜

PostgreSQLのロックマネージャについての講演です。

PostgreSQL 内部のロックの使い方、調べ方及び実装の一部を2回に分けて説明します。

前編はPostgres ロック入門として、PostgreSQLのロックの概要とその簡単な例を説明します。


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2022年2月16日(水)第5回セッション録画
PostgreSQL 入門:クエリ処理編(澤田雅彦)
PostgreSQL 入門:クエリ処理編
(講師:EDBプリンシパル ソフトウェアエンジニア 澤田雅彦)
〜あなたのPostgreSQLの旅が楽しくなる連続講演〜

PostgreSQL 入門連続ウェビナーの2回目はクエリ処理編。PostgreSQLのクエリ処理を中心に解説します。

クエリがPostgreSQLサーバに届いてから結果がクライアントに返るまで、PostgreSQLはどのようにクエリを処理し、考え、データを取得するのかを解説します。


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2022年2月2日(水)第4回セッション録画
PostgreSQL 入門:アーキテクチャ編(澤田雅彦)
PostgreSQL 入門 :アーキテクチャ編
(講師:EDBプリンシパル ソフトウェアエンジニア 澤田雅彦)
〜あなたのPostgreSQLの旅が楽しくなる連続講演〜

“SELECT * FROM customer WHERE id = 100” は PostgreSQL の中でどのように処理され、どのようにデータを取得し、クライアントに返されるのでしょうか?

PostgreSQL の基本的なアーキテクチャ、仕組みや使わている技術を紹介し、 それまでブラックボックスだった PostgreSQL をより明確に理解していきます。

本講演ではPostgreSQLのアーキテクチャを中心に解説します。PostgreSQLサーバを構成するプロセス群や、共有バッファ、テーブル・インデックス等の解説をしながら関連する設定パラメータについても紹介します。


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2021年12月8日(水)第3回セッション録画
Postgresにおけるクエリ処理(Amit Langote)
Postgresにおけるクエリ処理
(講師:EDBプリンシパル データベースアーキテクト Amit Langote)

Postgresは、データをトランザクションで保存・操作するための優れたソフトウェアであると同時に、SQLを使用してデータを照会するための非常に有能なエンジンでもあります。

Postgres は、ほとんどのニーズに応える標準的なクエリ処理機能を備えていますが、ユニークな拡張性フレームワークも備えており、ユーザーはシステムを拡張して、ユニークな形状のデータを格納したりインデックスを作成したり、コアエンジンでは知られていないアルゴリズムを使用してクエリの一部を実行するコードをプラグインしたりすることができます。

本講演では、クエリ処理のアーキテクチャについて説明するとともに、拡張性フレームワークがコアアーキテクチャにどのように織り込まれているかについても簡単に説明します。


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2021年11月24日(水)第2回セッション録画
MVCCの詳細とPostgreSQLのトランザクション処理〜その2〜(鈴木幸市)
MVCC の詳細と PostgreSQL のトランザクション処理 〜その2〜
(講師:EDBシニアプリンシパル サポートエンジニア 鈴木幸市)

MVCCに関するウェビナーの2回目です。今回は応用編としてデータをいかにクリーンアップするか(VACUUM等)、また MVCC に加えて、PostgreSQL だけが実装している完全な SERIALIZABLE トランザクションについても概要を説明します。


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2021年11月10日(水)第1回セッション録画
MVCCの詳細とPostgreSQLのトランザクション処理〜その1〜(鈴木幸市)
MVCC の詳細と PostgreSQL のトランザクション処理 〜その1〜
(講師:EDBシニアプリンシパル サポートエンジニア 鈴木幸市)

PostgreSQL は、MVCC(Multi-Version Concurrency Control)とよばれる機構を使って、並列実行するトランザクションが相互に邪魔することなく動作できるようにしています。MVCC の原理、PostgreSQL でどのようにこれが使われているのか、これによってトランザクションの並列実行、ひいてはアプリケーションがどのような恩恵を受けているのかを説明します。これは VACUUM の背景にもなっています。


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