BDR(Bi-Directional Replication)は、2014年から全世界で商用利用されているPostgreSQLクラスター向けの画期的なマルチマスターレプリケーション機能で、ダウンタイムゼロの高可用性を必要とするミッションクリティカルなエンタープライズによる導入が進んでおります。
いよいよ日本でも提供が開始されたBDRについて、製品概要と導入事例、具体的な推奨アーキテクチャについて、日米のEDB技術責任者がわかりやすく解説いたします。
開催日時: 2021年12月15日(水)15:00-16:30
【講演①】 Postgres-BDR の登場で終わりを迎える Oracle RAC時代(EDB最高技術責任者 マーク・リンスター)
「Always On(常時稼働)」は、デジタルトランスフォーメーションの特徴。デジタルビジネスは決して眠らない。モバイルアプリ、ウェブサイト、IoTシステム、ソーシャルメディア、通信事業者、金融サービスなどが24時間365日稼働している。1時間単位のメンテナンスウィンドウはもはや過去のもの。これらのサービスの基盤となるのがデータベース。その高可用性(HA)は、データレプリケーションによってデータベースがサポートできる範囲に制限されている。
このウェビナーでは、「Always On」とは何を意味するのか、障害は何か、Postgres-BDR™がOracle® Real Application Cluster(RAC)のようなプロプライエタリな高可用性ソフトウェアに代わるPostgreSQLをどのように提供するのかを他社製品との比較、ユーザー事例を含め解説する。(同時通訳)
【講演②】 EPAS 14 とBDRで実現できるダウンタイムゼロの世界(EDB技術本部長兼サービス事業部長 高鶴勝治)
EDB Postgres Advanced Server 14(EPAS 14)ではオラクル互換性、セキュリティ、高可用性といったエンタープライズ機能が強化されている。
今回のリリースの目玉であるBDR(双方向レプリケーション)機能を中心に EPAS 14 で「Always On(常時稼働)」をどのようにして実現できるのか、求められる高可用性のレベル別に具体的なユースケースをわかりやすく解説する。