【製品情報】Migration Portal 4.14.0
音声ガイド
概要
1. Migration Portal とは
Migration Portal は、Oracle データベーススキーマの EDB Postgres Advanced Server プラットフォームへの移行を容易にするために設計された Web ベースのサービスです。テーブル、シーケンス、ビュー、プロシージャ、パッケージ、ユーザー、ロールなど、幅広い Oracle データベースオブジェクトを評価・分析し、それらを EDB Postgres Advanced Server と互換性のあるデータ定義言語(DDL)ステートメントに変換します。
2. Migration Portal の利点
Migration Portal を使用する主な利点は次のとおりです。
- プロセスの簡素化: ユーザーフレンドリーなインターフェースにより、データベーススキーマの評価と移行という複雑なタスクが簡素化されます。
- 即時のフィードバック: スキーマをアップロードすると、ポータルは互換性に関するフィードバックを即座に提供し、修正の提案を行います。
- 自動化: Oracle の構成要素(コンストラクト)の変換を自動化し、自動修正アクションを適用して互換性を向上させます。
- 展開の柔軟性: ユーザーは、評価および変換済みの DDL をダウンロードして、オンプレミスまたはクラウド上に EDB Postgres データベースを作成できます。
- AI 支援: AI Copilot 機能が含まれており、構文エラーの解決、互換性問題の理解、Oracle クエリに相当する Postgres の機能を見つける際に支援します。
3. Migration Portal の仕組み
Migration Portal を使用する一般的なワークフローには、次のステップが含まれます。
- スキーマの抽出: ユーザーは、Oracle スキーマのメタデータ情報を含む .sql ファイルを生成します。これには EDB DDL Extractor ツールの使用が推奨されますが、Oracle Data Pump ユーティリティも使用可能です。
- アップロードと評価: ユーザーはポータルにログインし、ソースとターゲットのデータベースバージョンを指定して新しいプロジェクトを作成し、生成された .sql ファイルをアップロードします。ポータルはすべての構成要素をレビューし、自動修正アクションを実行し、手動介入が必要な残りのエラーにフラグを立てます。
- 解決と再評価: ユーザーは 100% 互換ではないオブジェクトをレビューします。組み込みのナレッジベースを使用するか、AI Copilot と対話して、互換性のない機能の回避策を見つけることができます。ターゲット DDL を手動で変更した後、ユーザーは「Reassess(再評価)」を選択して分析を再実行します。
- 移行: エラーが解決したら、ユーザーは次の 2 つの方法のいずれかを使用してスキーマを移行できます。
- オフライン移行: 修正された互換性のある DDL SQL スクリプトをダウンロードし、psql や pgAdmin などのクライアントを使用してターゲットデータベースに対して手動で実行します。
- オンライン移行: ポータルからターゲットの EDB Postgres Advanced Server データベース(クラウドまたはオンプレミス)に直接接続し、スキーマを自動的に展開します。
4. バージョン 4.14.0 の新機能
リリース 4.14.0(2025年12月18日)には、以下の新機能と拡張機能が含まれています。
- EPAS 18 のサポート: EDB Postgres Advanced Server バージョン 18 のサポートが追加され、ユーザーはこのバージョンへのスキーマの評価と移行が可能になりました。
- オブジェクト依存関係マッピングの強化: 依存関係が階層ツリー構造で表示されるようになりました。これにより、ユーザーは子オブジェクトに連鎖的な障害を引き起こしている親オブジェクトを素早く特定でき、再評価時の優先順位付けが改善されます。
- JSON 移行レポート: ユーザーは移行レポートを JSON 形式で生成できるようになり、外部ツールや自動化ワークフローとのシームレスな統合が可能になりました。
- バグ修正: 大量または大容量のスキーマファイルを処理する際に、オフラインエクスポートファイルがダウンロードできない問題が解決されました。
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