Postgres Enterprise Manager(PEM)10.4.1
日本語訳|Postgres Enterprise Manager(PEM)10.4.1
※GoogleのAutoML Translationを使用して翻訳しております。
![]() |
![]() |
英語原文|Postgres Enterprise Manager(PEM)10.4.1
![]() |
![]() |
概要
1. はじめに
本書は、Postgres Enterprise Manager (PEM) 10.4.1 の機能、アーキテクチャ、導入のメリット、および最新リリースの変更点について、提供されたソースコンテキストに基づき包括的にまとめたものである。
1.1 Postgres Enterprise Manager (PEM) とは
Postgres Enterprise Manager (PEM) は、EDB Postgres Advanced Server (EPAS)、PostgreSQL、および EDB Postgres Extended Server (PGE) のデータベースを対象とした、包括的なデータベース設計および管理システムである。オープンソースの pgAdmin 4 プロジェクトをベースにしており、初心者から熟練した Postgres ユーザーまで、データベースオブジェクトの作成、保守、および利用を簡素化する強力なグラフィカルインターフェースを提供する。
1.2 サポートされる Postgres バージョン (PEM 10.x)
PEM 10.x は、監視対象インスタンスおよびバックエンドインスタンスの両方において、以下の Postgres バージョンをサポートしている。
| 監視対象インスタンス | バックエンドインスタンス | |
|---|---|---|
| EDB Postgres Advanced Server (EPAS) | 14, 15, 16, 17, 18 | 14, 15, 16, 17, 18 |
| PostgreSQL (PG) | 14, 15, 16, 17, 18 | 14, 15, 16, 17, 18 |
| EDB Postgres Extended Server (PGE) | 14, 15, 16, 17, 18 | 14, 15, 16, 17, 18 |
2. PEM 導入のメリット
PEM は、大規模で複雑なデータベース環境を効率的に管理・運用するために、以下のようなエンタープライズレベルのメリットを提供する。
- 運用の簡素化: 直感的な GUI により、SQL を手動で記述することなく、複雑なデータベースオブジェクトの管理や設定が可能になる。
- プロアクティブな監視: データベースの健全性やパフォーマンスをリアルタイムで監視し、問題が発生する前に管理者に通知する。
- パフォーマンスの最適化: 診断ツールを使用してボトルネックを特定し、クエリやインデックスの調整、リソースのキャパシティプランニングを支援する。
- セキュリティとコンプライアンス: エンタープライズレベルの認証オプション(2FA、Kerberos、SSPI)や、FIPS 準拠の暗号化モジュールを提供し、データの安全性を確保する。
- 高可用性 (HA) のサポート: EFM (Failover Manager) や Patroni と連携し、クラスターのステータス監視やフェイルオーバーの通知を行う。
3. メリットを実現する機能とメカニズム
PEM のメリットは、以下の主要なコンポーネントと機能的メカニズムによって実現されている。
3.1 アーキテクチャとコンポーネント
- PEM Server: 管理データと監視データを保持するバックエンドデータベース(Postgres)を核とする。
- PEM Agent: 監視対象の各ホスト上で動作し、統計情報を収集して PEM Server に送信する。
- PEM Web Application: ブラウザ経由でアクセス可能なユーザーインターフェース。
- SQL Profiler 拡張: データベースのワークロードをキャプチャし、詳細な分析を可能にするプラグイン。
3.2 監視およびアラートメカニズム
- プローブ (Probes): データベースや OS から統計情報を定期的に収集するメカニズム。システム定義のプローブのほか、カスタムプローブの作成も可能。
- アラート (Alerts): 収集したデータが特定の閾値を超えた場合に通知を生成する。EFM クラスターの健全性監視や、トランザクション ID の周回防止(Wraparound)監視などが含まれる。
- プロファイル管理 (Profile Management): 複数のエージェントやサーバーに対して、定義済みのプローブやアラートの設定を一括して適用・管理する機能。
3.3 診断およびチューニングツール
- Performance Diagnostics: セッションの待機イベントやクエリの実行状況を可視化し、パフォーマンス低下の原因を特定する。
- Capacity Manager: 過去の統計データに基づき、将来的なリソース使用率の傾向を予測・レポートする。
- Log Manager / Audit Manager: サーバーログの収集・分析や、監査ログの設定を一元管理する。
3.4 セキュリティ機能
認証オプション: 二要素認証 (2FA)、Kerberos 認証、Windows Active Directory (SSPI) をサポート。
暗号化: 10.3 以降、FIPS 準拠の SHA256 ベースの暗号化モジュールを導入し、パスワードの保存に使用。
SSL 管理: サーバーとエージェント間の通信における SSL 証明書のライフサイクル管理機能を提供。
4. バージョン 10.4.1 における新機能と修正点
2026年4月9日にリリースされたバージョン 10.4.1 では、主にセキュリティの強化と重要なバグ修正が行われている。
4.1 セキュリティ修正
以下のライブラリがアップデートされ、脆弱性(CVE)への対策が行われた。
- Cryptographyを46.0.6にアップデートし、CVE-2026-34073を修正
- requestsを2.33.1にアップデートし、CVE-2026-25645を修正
- Pygmentsを2.20.0にアップデートし、CVE-2026-4539を修正
- ajvを8.18.0にアップデートし、CVE-2025-69873を修正
- Lodashを4.18.1にアップデートし、CVE-2026-4800およびCVE-2026-2950を修正
4.3 バグ修正
- ノード選択の修正: 親ノードを選択した際に、その配下のすべての子ノードが誤って選択される問題が解消された。
- ダッシュボードのスクロール改善: Audit、Probe、Server log の各ダッシュボードにおけるスクロールの問題が修正された。
- 権限管理の適正化: pem_admin ロールを持つユーザーが、チームアクセス権限の設定に関わらず、すべてのサーバーを表示できてしまう問題が修正された。
4.4 バージョン 10.4.0 の主要な強化点(参考)
10.4.1 のベースとなる 10.4.0 で導入された主な機能は以下の通り。
- カスタムレポート: ユーザー定義のレポートテンプレートを作成・管理・スケジュール実行できる機能の導入。
- 柔軟な導入オプション: configure-pem-server.sh に新しいオプションが追加され、HA Postgres クラスターのプライマリ/スタンバイノード上での実行などが可能になった。
- OAuth 2.0 対応: Webhook エンドポイントに対して OAuth 2.0 Client Credentials (M2M) 認証の暫定サポートが開始された。
- 検証コマンド: pemworker に verify-registration コマンドが追加され、エージェントの登録状態をログを確認せずに検証できるようになった。





